砂漠のナボナ

来る前からここにいて、去った後もここにとどまる

どんな美男美女でも避けられる瞬間

皆がうらやみ、異性ならば誰もがその肌に触れたいと思うような美男美女であっても、絶対にみんなに避けられてしまう瞬間がある。

改札でチャージ残高が足りなかったときだ。

あの、開くと思って開かなかった改札、元の位置に戻るには中途半端に長い距離、あれをやってしまったが最後、後ろに続く人たちは必ずそいつを避けなければならない。たとえどんな美男美女であろうと、あるいはどんなに偉い人だろうと、チャージ金額が足りないまま改札に向かったが最後、後ろの人には避けられてしまうのである。天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、されど人々の間に格差や差別がなくならないこの世界において、唯一誰にでも起こりうるという意味ではまさしく平等の象徴である。

なんでこんなどうでもいいことを書いているかというと、久々に休日が楽しかったからだ。1年半ぶりに土日連休になって、朝はゆっくり起きて、アマゾンプライムで「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」を見て、最近新調したパソコンに各種ソフトウェアをインストールして、愛知県体育館にプロレスを見に行って、欲しかった本『Rプログラミング本格入門』を買って、チキン南蛮を作って食べる。楽しさを共有知る相手がいないのだけが残念だけれど(でももし誰かがこの記事を読んだら、それも解決)、考え得る最高の休日じゃないだろうか。久々に楽しくて、自分の中でバランスがとれないので、わざわざブログを書きました。

もっと楽しいことがあるといいな。現場からは以上です。