砂漠のナボナ

来る前からここにいて、去った後もここにとどまる

わかるようなわからんような 映画評「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」

とりあえずネタバレ全開で、備忘録としてリスト

【生きてる人・消えてない人】

トニー・スターク/アイアンマン

ドクター・ストレンジ

スティーブ・ロジャースキャプテン・アメリカ

ソー

ロケット

ネビュラ

ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ

ブルース・バナー/ハルク

ローディ/ウォーマシン

【出てないけど多分生きてる人】

スコット・ラング/アントマン

ポープ・ヴァン・ダイン/ワスプ

クリント・バートン/ホークアイ

シュリ(ワカンダのみなさま残り半分)

エヴェレット・ロス

フィル・コールソン(withエージェント・オブ・シールド組?)

シャロン・カーター

ウォン

モルド?

キャプテン・マーベル

 

というわけでようやっと見てきたインフィニティ・ウォー。しょっぱなからアスガルド全滅って、前作ではあんなに楽しそうにやってたのに落差デカすぎだろ!あといつの間にかザンダー星も滅ぼされてるじゃんかよ!ノヴァ軍の長官とか嫁がピンク色のおじさんとか死んじゃったのかよ!いくらなんでも殺しすぎでは、という印象が強くて、そりゃおもしろいはおもしろいけど、ちょっとなーと思った。決して安易な犠牲や人員整理のため”だけ”の描写ではないことはわかるんだけど、さすがにドン引き。しかしヒーローの数もぐっと増えたのに全員に見せ場を作るのはさすが。満を持して登場するキャプテンとか満を持して登場するソーとか、GoG組の連携とか見ていてすごくテンション上がる。お祭り映画としては十分以上のものは見せてもらっているんだよなー。そしてそんな中実質主役のポジションにいるサノスですが("Thanos will return"って)、正直自分にはあんまり。確かにちゃんと信念や主張があって、ガモーラとかどうでもいいのかと思いきやちゃんと気にしてはいて……っていうのがある。間違いなくある。めちゃめちゃ描写してる。それはよくわかるんだが、人口爆発に資源が追い付かないから虐殺で半分にしよう!→全宇宙でもそれやっちゃおっかな~って、バカじゃないの?発想があまりにも幼稚じゃないですか?いやもちろん途方もないスケールの話なのでそれ相応の絶望がサノス氏にはあったんだと思うよ?でもさあ、そのネタ50年前からウルトラマンでやってんだよねえ。それがいまさらしかめっつら(ブローリンたんの素ではある)して、こんだけ金かけて、スタッフから役者まで一流そろえてやるのがそれ?という感は否めない。10年の月日をかけた超特大メガヒットシリーズで、かつあれだけのヒーローと対峙する巨悪としてはあれが最適解かもしれんが、う~ん。いかんせん次作で完結っていうのがわかってるからなんとも言えない部分も多くてそこもモヤっとする作品でした。現場からは以上です。